キャンプ場で出会ったリッチなおじさんが持っていたシーカヤック。人生初トライの僕でも1度も転覆することなく無人島までの道のりを往復することができた優れものだ。でもその価格が凄かった。。。
モンベル「エルズミア 530」の紹介
このシーカヤックは黄色が特徴的。遠くの海に浮いていてもけっこう目立つ。所有者のリッチなおじさんはこのカヤックはスピードを重視しているからこんなに細いんだと言っていた。波を割って進むのに必要な進化だったみたい。
エルズミア530のデータ
これはモンベルのホームページ情報だ。
- 総重量:20キロ
- サイズ:全長530×最大幅61センチ
- コクピットサイズ:縦85×横37
- 最大積載量:200キロ
- 組み立てにかかる時間:19分
- 収納サイズ:95×40×37センチ
- フットプレイス装備
- キャリングバック付き
- 高い巡航スピード
でもこれを見てどんなものだか分かる人は少ないだろう。だからもう少し分かりやすく説明していこうと思う。
めっちゃデカイ!
僕がいい感じで乗っている写真をみるとそんなに大きくないように見える。
でも風に煽られて真横になるとその大きさがよくわかる。本当にデカイ!ちなみにこの人はカナダ人で日本一週に挑戦してる人である。
中はかなり広い!
カヤックの中はこんな感じ。足元が結構広い。背が2メートルある人も充分脚を伸ばして乗れそうなくらい広いんだ。背もたれはいい感じの角度に背中を保ってくれる。まさに快適。
たくさん積み込める!
写真ではなかなか分かりにくくて申し訳ない。前と後ろどちらも積み込めるようになっている。写真で言うと、黒いものが入っている部分に積み込む形になる。
所有者のリッチなおじさんによると、人間を70キロと考えるとあと130キロは積み込める。テントや食糧など旅に必要なものは殆ど入ってしまうらしい。カヤックに必要なものを全部詰め込んで何日間も漕ぎ続ける人もいるみたい。いやあ、本当に凄いカヤックだなあ。
なんと折りたたみ式!!
このシーカヤックは折りたたみ式なんだ。全部骨組みを外してコンパクトに収納できる。専用のカバンも付いているからとても親切である。使った後は必ず洗ってしまおう。
総重量20キロとはいえ‥
シーカヤックをやっていない人はよく分からないだろう。この写真がその重さをよく表現している。非力な僕が「海で使用した後のカヤック」を専用のカバンに収納して背負ってみた。水を吸って25キロくらいになっていたのではないか。
こんな感じである。誰かをおんぶするときと似たような感覚がある。地面から持ち上げる時は、夏休みになる日に、学校に置き勉していたものを全部持って帰ってくるときくらい腕に結構な負担がかかる。
アウトドア初心者にはかなり重いと感じたが、上級者的にこれはかなり軽い方なんだって。山に籠る時や雪山に挑戦するときはもっと重いものを持って急な斜面を登るんだとか‥。
ゆうパックで送れる!!
専用のケースに詰め込んだこのサイズは「170サイズ」と言って、ゆうパックで送ることができるみたい。171センチの僕と比べるとこんな感じ。料金も一番高い本島から沖縄まででも2,470円。大体の場所に2,000円付近で送れる。
これを持ち運ぶのは大変だから送るのが賢明だと思うなあ。。
気になるお値段は
なんと、29万円!!!税抜きでこのお値段。税込みで30万円を超える。ひええ。完全に大人の遊びだなあ。お金に余裕のある人、カヤックを本格的にやりたい人向けだと思う。でも値段に見合った性能はありそう。本当に乗りやすかった。初めてシーカヤックやった僕も転覆することがなかったもんね。
ちなみに僕のバランス感覚は皆無に等しいんだ。道ばたの柵の上にも乗れないし、バランスボールもすぐ落っこちる。そんな僕が簡単に乗れたし、軽い横波を喰らっても転覆しなかったから本当に良いバランスなんだろう。
注意点としてはその他の最低限必要なものを購入する必要がある。
まとめ
モンベル「エルズミア530」お値段約30万円!
ちょっと高価なものだけど、とっても良いカヤック!
しかもゆうパックで全国各地へ送ることができる!